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運営:ふくおか新遊民倶楽部(旧二〇〇七年の会)

芸 名:神田 紅 (かんだ くれない)
本 名:戸井田 和子
出 身:福岡県福岡市
学 歴:福岡県立修猷館高校卒、早稲田大学商学部中退
職 業:講談師・女優・映画評論家・エッセイスト・レポーター
職 歴:旧科学技術庁参与・元(財)日本宇宙フォーラム理事・サイバー大学講師・前日本講談協会会長
血液型:O型
性 格:義理堅い、姐御肌で面倒見がよい、サービス精神・チャレンジ精神に溢れ、芸事に熱心、けっこう大雑把
特 技:日舞(名取師範、藤間勘喬)、端唄、三味線、タップ
好 物:お酒(最近は控えている)、野菜サラダ、花火、尾崎豊
出囃子:どんたく
芸 風:明るく楽しく解かりやすい
経 歴:
子供の頃はキュリー夫人に憧れ、世界初の女性宇宙飛行士テレシコワに憧れる。そしてシュバイツアー博士に憧れて無医村の医者になろうと医学部を目指すが、浪人中演劇に目覚め早稲田大学商学部に入学すると、学生演劇で有名だった「劇研」にすぐ入部、文学座付属演劇研究所生を経て市原悦子の付き人などを経験し女優の道へ。「屋根の上のヴァイオリン弾き」にも出演。

しかし昭和54年第二代神田山陽師匠と出逢い、講談の魅力にとりつかれ入門。昭和59年講談協会の会員となり、昭和61年二つ目に昇進、平成元年真打に昇進、旧本牧亭での幕引き真打披露を行う。平成2年落語芸術協会の会員となる。

平成14年4月に弟子の陽司、紅葉を伴い紅一門旗揚げ。現在、蘭・真紅を加えて弟子4人。故郷福岡では「ふくおか未来立志塾」塾頭に就任し、東京に次ぎ講談教室「福岡紅塾」開塾する。

平成18年国際ソロプチミスト福岡より「女性栄誉賞」受賞する。

平成19年4月に東京、10月には福岡で芸道30年記念独演会を開催する。

平成20年3月、火星と木星の間の小惑星の一つが『kandakurenai』星と命名される。4月日本講談協会副会長に就任。11月には日仏交流150年を記念して、フランス公演に挑戦、パリで「源氏物語」、ジャパンウイークでは日本人初の女優で、1900年にパリ万博で公演している「マダム貞奴」を披露し大反響を得る。22年4月より日本講談協会会長に就任した。

特に郷土福岡では、有志の会「ふくおか新遊民倶楽部(旧二〇〇七年の会)」の塾長として、福岡市東区志賀島で発見された国宝金印のレプリカを、毎年2月23日(金印の発掘記念日)に小学校に贈呈し、講談「金印物語」を語り続ける“小さな博物館運動”に取り組んで14年目になる。郷土の歴史を伝え子供たちの志に火を点したいと熱い想いを持っている。

また、福岡に縁がある「広田弘毅」や作家の「夢野久作」、作曲家の「古賀政男」、日本三大合戦である小郡市の「大原合戦」等の創作講談を語り、「福岡スピリッツ」を郷土を始め全国に発信している。「筑紫の女王 柳原白蓮」は全国的に注目され白蓮ブームを巻き起こした。

「初めて聞いた二代目神田山陽師匠の講談を『和製ジャズ』だと感じ、講談のリズムは江戸のヒップホップだったと言い切る師匠、どこまで進化するのか、楽しい新しい芸を期待したい。これまで語った日本の心、福岡の心約100席以上を持ちネタとしてこれからも大いに創作し語り続けていく。


講談以外の出演作品

TV・ラジオ 
NHK総合  「講談特選」「クローズアップ現代」他
NHK教育   「日本の話芸」「おしゃれ工房」「お好み将棋対局」他
NHKBS  「週間ブックレビュー」
         “風林火山”BS「ふれあいステージお好み寄席」
NHKラジオ 「ラジオほっとタイム・なぞかけ問答」放送中
RKBラジオ 「大人のスタミナラジオ-神田紅旅日記」

著 書
「紅恋源氏物語(ぐれんげんじものがたり)」(ダイワアート) 
「神田紅の語って紅伝」〔本邦初CD付「神田紅の講談教室」〕 (西日本新聞社)
「女の一人立ち」 (産経新聞出版)

新聞雑誌
「紅のシネマ講釈」    西日本スポーツ連載
「紅版忠臣蔵47の謎」  月刊宝石
「夫めとらばひとまわり下」婦人公論 
「なんだかんだの紅ばなし」サンデー毎日連載
「新刊トリケラトプス」  朝日新聞連載
「万芸は一芸を生ず」   西日本新聞連載

紅一門

神田陽司
かんだようじ / 情報誌「シティロード」から講談師に転職してもうすぐ20年。紅一門となったおかげで本当にいろんな事に挑戦できます。これからもご期待下さい。
神田紅葉
かんだもみじ / 2006年5月二つ目昇進「一生青春」という銘酒を頂いた。そうそうこれですよ。我武者らに、でも時にはゆとりも大切。我ときて遊べや夢助夢ごこち!
神田蘭
かんだらん / 女優、ナレーター、パーソナリティーとして活動後、平成16年入門。平成20年6月、二つ目昇進に昇進しました。
神田真紅
かんだしんく / 出版社の編集者を経て、平成21年6月入門。大好きな歴史の世界を魅力的に語ることができる講談師を目指して、これから日々精進あるのみ!です。