運営:金印倶楽部(旧ふくおか新遊民倶楽部)
 
福岡の先人・富永シヅが誕生させた日本初の冷凍トラックが 2012年【未来技術遺産】に登録されました!

国立科学博物館「重要科学技術史資料・未来技術遺産」とは?

国立科学博物館が「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」 や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」に該当する科学技術史資料を選定し、『重要科学技術史資料登録台帳』に登録する制度です。

1958年に完成した日本初の冷凍輸送車を
2006年、福岡運輸創立50周年事業として復元しました。
そのトラックが2012年、未来技術遺産に登録されたのです。
【シャーシ】
制作/民生ディーゼル工業株式会社
車名・型式/ミンセイ T80G
原動機/UD40(2サイクルディーゼル4気筒165PS)
総排気量/4.941L
【冷凍ボックス】
制作/(株)矢野特殊自動車製作所
庫内寸法/(長)4145×(幅)2310×(高)1985
断熱/床-炭化コルク100mm、スチロール100mm
最大積載量/4500kg
【冷凍機】
制作/(株)矢野特殊自動車製作所
原動機/フォルクスワーゲン 122A型 1192cc 34PS
コンプレッサー/ダイキン 2A48JA 冷媒:R-12
冷凍能力/3500kcal/h

福岡運輸のホームページ
日本初の冷凍輸送車誕生には一人の女性の強い思いがありました!
【富永シヅ 日本で初めて冷凍車を作り、走らせた人】はこちら

福岡運輸 創立55周年記念事業 TEAM ZERO FUKUOKA

福岡県の飲酒運転事故件数は昨年、全国ワーストワンに。今年も全国最悪ペースとなっています。なぜ、同じ過ちが繰り返されるのか。いま改めて、この問題と向き合う時が来ています。
本イベントは、福岡運輸が創立55周年記念事業として、西日本新聞社の飲酒運転撲滅活動【TEAM ZERO FUKUOKA】に協賛し、幅広い立場からこの問題について考えたいと開催されました。

福岡運輸 創立55周年記念事業
TEAM ZERO FUKUOKA
福岡のみんなの力で、飲酒運転ゼロへ。

2011年9月29日(木)、30日(金)
パサージュ広場
福岡運輸 創立55周年記念フォーラム
TEAM ZERO FUKUOKA
「いま、安全を生きる」

2011年10月1日(土)
エルガーラ大ホール

小・中学生50人に「金印」のレプリカプレゼント 〜 2006年2月18日 〜

ふるさとの歴史に触れてもらい、子供たちの夢を育もうと続けられている 「小さな博物館運動」。

創業五十周年を迎えた福岡運輸は、趣旨に賛同し、2006年2月18日、九州国立博物館(太宰府市石坂4丁目72)で小・中学生50人にも「金印」のレプリカ(合金製金メッキ)をプレゼントしました。

贈呈式 贈呈式


日本のコールドチェーンのパイオニア

今、私たちは、山国に住んでいても、すぐに新鮮な海の魚が食べられます。また、都会の中でも、遠いところから昨日とれた野菜や絞りたての牛乳が、即時に口元に届きます。いつもは気にも止めていないことですが、なぜでしょうか。それは、生産地の取れたてのものが、すぐに定温冷凍車で日本の隅々まで運ばれ、消費者のもとに届くシステムが出来上がっているからです。

この仕組みを日本で初めて考え出し国産第1号の冷凍車を作り、今日のコールドチェーン(冷凍輸送)の礎を築いた人、それが、富永シヅです。

そして国産初の冷凍車はここ福岡で誕生したのです。

富永シヅは、福岡運輸株式会社の創業者で、明治四十二(一九〇九)年一月二十八日に五島列島・福江島の玉之浦湾沿いの荒川部落、鳥巣家で生まれました。祖父の鳥巣五右衛門は、大敷網の網元で、長崎の県議会議員でした。

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