永江真郷(まさと)「剣よりも強し」の経営者

1883年04月07日~1969年05月01日
明治16年~昭和44年
三井郡高田町生まれ / 五・一五事件に際し社運をかけた福岡日日新聞社長で、福銀の経営者としても活躍する。
昭和7年に起きた「五・一五事件」。事件直後、各紙が軍部からの弾圧を恐れて沈黙する中、福岡日日新聞は「国家を混乱潰滅に導く外、何の目的なきものと断ぜざるを得ない」と叫んだ。
当初、筆を執ることをためらった編集局長の菊竹六鼓に、社長の永江真郷は「正しい主張のため、いま、本社にもしものことがあっても、それは現在社長たるわたしには光栄である」(『剣よりも強し』時事通信社刊)と語り、菊竹は決意。筆鋒をふるう記事は、軍部から激しい反発を買った。新聞社屋上空には、爆撃機が飛行する。菊竹個人も激しい圧力を加えられるなど、あからさまな言論弾圧が行われた。


今日の短い短いいい話

福岡銀行二十年史 (1969年)
福岡銀行
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五・一五の全貌と解説 (1933年)
東京日日新聞社
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