田中熊吉 高炉の神様

1873年11月26日~1972年05月08日
佐賀県三養基郡生まれ / 、識見が高い熟練工で高炉の神様といわれる。終身職であり定年制は適用されない。


1895(明治28)年日清戦争で勝利を遂げ、日露戦争を前に、政府は「鉄は国家なり」・「産業の基」と『国家の緊急事業の最大の一つ」に挙げ、明治30年2月、官営製鐵所を「福岡県下筑前國遠賀郡八幡村に置く」と決まった。
日清戦争に徴兵され、八幡製鉄所の建設時(明治32年)から入所し、ドイツで製鉄技術を学び、明治・大正・昭和と製鉄の心臓・溶鉱炉と格闘。1920(大正9)年、初めて終身勤務の熟練工「宿老」に任命され、半世紀に亘り、モノづくりの熟練工のシンボルとして活躍し、98歳で逝った。宿老制度が廃止されるまで、5人の宿老が誕生したが、念願であった数えの100歳まで生きたので、最初で最後の宿老であった。
あさひの広場
BBA蔵書内容紹介

宿老・田中熊吉伝 鉄に挑んだ男の生涯
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八幡製鉄所 (1977年)
八幡製鉄所 (1977年)

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小林 正彬
教育社

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