骸骨茂丸から青年へのメッセージ 4

若い時、一朝の怒りに乗じて為すことに碌(ろく)な事があろうはずがない。
それを救うには、人間天授の本能に立ち戻って、よく考えれば、平々坦々としてその身の上に蔽(おお)い来る大災禍を免るるの法は沢山あるのである。諸君が和漢の歴史などを読む上に、よく心を落ち着けて考えれば、これらの工夫で天下国家の大難事を無事に解決し得べき、事例は幾らもあるのである。

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