骸骨茂丸から青年へのメッセージ 3

俗戦国策

明治18年、官制の始めて出来た時から政治道楽をした、日清戦争をした、日露戦争をした、外資輸入をした、日韓合邦(がっぽう)をした、博多築港をした、そうして今はトンと停電して、刀剣を楽しんで、義太夫を語り、出版三昧をして居る所である。此間(この間)に於ける永き経過の中(うち)に、困った事や六ヶ(むつか)しい事切抜けて来た事の、記憶にある事丈(ことだけ)を思い出してボツボツと書いて、青年者が処世の参考に供して置こうと思う。・・・号して之を俗戦国策と称する。

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