福岡スピリッツを語る 神田 紅 独演会

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◆日 時  9月19日(火)
◇独演会
昼の部 14時30分開演(開場14時)
夜の部 18時30分開演(開場18時)
会場/NTT夢天神ホール(岩田屋本店7階)
    福岡市中央区天神2ー5ー35 TEL 092(781)8888
おかげさまで満員となりました


◇懇親会
20時30分開始※神田紅を囲んだパーティーです。
会場/福岡国際ホール(西日本新聞会館16階)
    福岡市中央区天神1ー4ー1 TEL 092(712)8855
◆入場料
独演会/3500円 Pコード 371-230 ※全席自由
懇親会/5000円 Pコード 371-231 ※飲食費含む
「チケットぴあ」「ぴあステーション」「ファミリーマート」で発売中。
◆主催・お問合せ
 神田紅独演会実行委員会 TEL 092(737)5430
 福岡市中央区今泉1-10-21-901 iSEN内
◆協力
 日本講談協会 二〇〇七年の会
 ふくおか未来立志塾 くれないの会 紅サポーター

プログラム

講  談
怪談「牡丹燈籠」より「お札はがし」… 神田 紅 
リレー講談
「南部坂雪の別れ」 … 福岡紅塾 塾生一同
講  談
福岡スピリッツを語る 「筑紫の女王 柳原白蓮」…神田 紅

口上 福岡スピリッツを語る

 「ふくおか未来立志塾」と共にスタートさせていただいた独演会も五回目を迎え、郷土の先人達の志を語らせていただいております。
 今年は郷土にゆかりのある、女流歌人「柳原白蓮」を演じます。以前から大変興味があり、女性解放の旗手のように言われる彼女の実像に少しでも迫りたいと取材を重ねて参りました。飯塚に嫁した十年間夫であった炭坑王・伊藤伝右衛門は、白蓮が歌人として世に出るためになくてはならない人物。その傑物ぶりにも触れ、恋の逃避行の相手宮崎竜介との幸せな晩年までを語りたいと燃えています。
 また、「冬は義士、夏はお化けで飯を食い」と言われる講談。我が師匠二代目・神田山陽が得意としていた怪談「牡丹燈籠」のうち一番有名な「お札はがし」で、しばし涼をとっていただき、赤穂義士伝でもっとも有名な「南部坂雪の別れ」を福岡講談教室の皆さんが語ります。生徒さん達の「リレー講談」も、今年で二回目。その成長ぶりもお楽しみ下さい。
 今年は昼夜二回興業です。皆様方多数のご来場を賜りますよう、隅から隅までズズズーイと、おん願い上げ奉りまするー。
 皆様多数のご来場を賜りますよう、隅から隅までずず、ずーいと御願い上げ奉りまするー。

神田紅プロフィール

福岡市出まれ。修猷館高校卒業、早稲田大学を中退。女優の道を歩む。昭和54年講談師・二代目故神田山陽に入門。平成元年真打披露。芝居講談を手掛け注目される。平成14年4月、50歳・芸道25年を迎え、弟子・陽司、紅葉を伴い紅一門を旗揚げ。「ふくおか未来立志塾」塾頭に就任。毎年新作にチャレンジし、郷土の先人の福岡スピリッツを全国に広めたいと、熱い思いを持っている。古典から現代ものまで幅広く約100作品を得意とする。旧科学技術庁参与。(財)日本宇宙フォーラム理事。女優、映画評論家、エッセイスト、レポーターとしても活躍。NHKラジオ「ラジオほっとタイム『なぞかけ問答』が現在放送中。著書は「紅恋源氏物語」、「語って紅伝」。                            

柳原白蓮

やなぎはら びゃくれん
(1885.10.15-1967.2.22)
大正時代を生きる人々にとっては、情熱とロマンの象徴。
そこひなき
闇にかがやく星のごと
われの命をわがうちにみつ  <辞世の歌>

 華族に生まれ、大正天皇の従妹でありながら筑豊の石炭王に嫁いだ薄幸の美しい歌人。7歳年下の男のもとに走った情熱的な歌人でもある。
 白蓮が生まれて今年は120年、女性の自立がめざましい今…華族の姫君から炭坑王の後妻を経て社会革命の志士の妻へと変遷を遂げ、自己の意志をもって生き抜いた白蓮の生き方が改めて見直される。

柳原白蓮著「火の国の恋」より

ここは元伊藤伝右衛門の別荘である。その頃、泣いて暮らした私が、今こうして自分の別荘みたいに迎えられる有り難さ、勿体ないことだと思う。ここに来るとかって私が恨んだ伊藤は今霊界に入って、静香さん(ホテル赤銅御殿)夫婦をつかって私をこんなにいとしんでくれるのかと思ったりして、すまない気持ちになる。九州で受けた私のすべては大きな修行であったのだ。宇城先生が、「あなたが伊藤さんに可愛がられ、人の想像するように甘やかされていたのなら、決して今日のあなたはいないのだ。伊藤さんこそ、善智識であったと感謝すべきだ」と言われたことをここへ来るたびに思い出す。(原文のまま)

三遊亭円朝原作「牡丹燈籠」

明治中期の落語家三遊亭円朝が創作した物語。孝助の敵討ちと怪談噺が交互に語られる。最も有名なのは「お札はがし」とそれに続く「栗橋宿」で、萩原新三郎の元へ牡丹の燈籠をかざして旗本のお露お嬢様と女中のお米がやってくる。カラン、コロンという下駄の音が響くと・・・。

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