若い時、一朝の怒りに乗じて為すことに碌(ろく)な事があろうはずがない。
それを救うには、人間天授の本能に立ち戻って、よく考えれば、平々坦々としてその身の上に蔽(おお)い来る大災禍を免るるの法は沢山あるのである。諸君が和漢の歴史などを読む上に、よく心を落ち着けて考えれば、これらの工夫で天下国家の大難事を無事に解決し得べき、事例は幾らもあるのである。
2007-06-17 12:28. [ 先人紹介&エピソード ] コメント(0) • [固定URL]
若い時、一朝の怒りに乗じて為すことに碌(ろく)な事があろうはずがない。
それを救うには、人間天授の本能に立ち戻って、よく考えれば、平々坦々としてその身の上に蔽(おお)い来る大災禍を免るるの法は沢山あるのである。諸君が和漢の歴史などを読む上に、よく心を落ち着けて考えれば、これらの工夫で天下国家の大難事を無事に解決し得べき、事例は幾らもあるのである。
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明治18年、官制の始めて出来た時から政治道楽をした、日清戦争をした、日露戦争をした、外資輸入をした、日韓合邦(がっぽう)をした、博多築港をした、そうして今はトンと停電して、刀剣を楽しんで、義太夫を語り、出版三昧をして居る所である。此間(この間)に於ける永き経過の中(うち)に、困った事や六ヶ(むつか)しい事切抜けて来た事の、記憶にある事丈(ことだけ)を思い出してボツボツと書いて、青年者が処世の参考に供して置こうと思う。・・・号して之を俗戦国策と称する。
2007-06-08 12:01. [ 先人紹介&エピソード ] コメント(0) • [固定URL]