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運営:福岡スピリッツプロジェクト(iSEN、ふくおか新遊民倶楽部)

過去記事

日露戦争とは、極東での南下政策を押し進めるロシアと、それを阻止しようとした日本との戦争である。

勝利した日本は、朝鮮半島と旅順、大連そして満洲(中国東北部)における権益を手に入れた。また、欧米列強の日本に対する認識が改まり、明治維新以来の課題であった不平等条約改正の実現にも大きく寄与した。さらに、欧州諸国の植民地支配下あったアジア・アフリカ地域の国々に独立の気概に弾みをつけた。

自由党総裁、国務大臣、内閣情報局総裁、内閣官房長官、副総理などを歴任した緒方竹虎(おがたたけとら)。重厚清廉の政治家として知られ、彼の急死がなければ戦後政治史も大きく変わったといわれる。その緒方の人物像と政治に迫った。

1884年06月01日、福岡市西新町の農家に二女として生まれる。明治35年(1902年)弟の死を転機として一生を教育の道にささげ、優れた家庭科の教員になろうと上京を決意。大正10年(1921年)横浜市の新設校・岡野高等小学校家庭科訓導として転任し、料理と家事科の勉強に熱中。ここで「中村式移動水流し」を発明、また玄洋社頭山満翁の紹介でインド独立運動の志士ビバリーブースが婿養子に入った中村屋のカレーライスを学び「中村ハル式カレーライス」を作り上げた。さらに関西地方の料理勉強神戸市の小学校に転任。そこで認められて兵庫県視学委員となる。